肝疾患情報
  解答へ>
症例からみる 肝疾患診療のpitfalls|第10回|問題|監修:溝上雅史先生(名古屋市立大学大学院医学研究科臨床分子情報医学分野教授)
frame 症例 frame
   38歳の女性。熱発にて近医を受診したが、意識障害も出現したために当院へ紹介転院となった。患者のプロフィール、入院時の血液生化学検査所見などを以下に示す。  
 
患者
38歳、女性
主訴
意識障害
現病歴
7月29日に熱発がみられ、感冒薬を服用したが改善せず、近医を受診し、胆嚢炎の診断のもとに安静と補液にて経過観察された。8月2日の血液検査でトランスアミナーゼの著明な上昇がみられ、8月4日の朝には意識障害も出現したために、当院へ紹介転院となった。最近の海外渡航歴はなく、魚介類の生食もしていなかった。
既往歴
特記すべきことなし
家族歴
特記すべきことなし
輸血歴
なし
飲酒歴
なし
入院時
現症
身長157cm、体重46.9kg、血圧144/88mmHg、脈拍106/min、体温36.5℃。限球結膜と皮膚に黄染を認める。来院時に羽ばたき振戦と見当識障害を認めた。問診中に意識障害が進展し、昏睡状態に陥った。腹部は肝脾ともに触知せず、波動も認められなかった。リンパ節も触知しなかった。
 
入院時血液検査所見※表をクリックすると拡大します。
血液生化学検査
frame frame frame
 
問題 この症例をどう診断するか。
 
溝上雅史先生:問題
(1)A型急性肝炎による劇症化
 
(2)B型急性肝炎による劇症化

 
(3)C型急性肝炎による劇症化

 ※クリックして解答して下さい。
 
 
  解答へ>
 
copyright(c) AJINOMOTO CO.,INC. / AJINOMOTO PHARMA CO., LTD. All rights reserved.